すべてがFになる【あらすじネタバレ感想】森博嗣の本格ミステリ!初代メフィスト賞受賞作!

あらすじ

密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

(講談社BOOK倶楽部より)

感想・レビュー

第一回メフィスト賞受賞作

著者さん初読みになります。

久しぶりにミステリーを読みましたがとても面白かったです。

多くのミステリー作品を読めてるわけではないので主観的ではありますが、なるほど確かにミステリーの世界を一つ変えたと言われるだけのことがあったかと。

今の時代では当たり前になりつつある思考が90年代の本作に描かれています。

いや、現実はまだこの主人公の思い描く途中なのかもしれません。それ程までに作中に出てくる天才たちが魅力的に映りました。

これが森博嗣さんのデビュー作か。予想を良い意味で超えてきました。

読了後改めて、タイトルかっこいいですね。

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