あらすじ
迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と
通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、
そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、
少年は一人の小さな「神様」に出会った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ!
【ファミリア】入団の儀式をやるぞ! 」
「はいっ! 僕は強くなります! 」
どの【ファミリア】にも門前払いだった
冒険者志望の少年と、
構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。これは、少年が歩み、女神が記す、
(GA文庫より)
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
感想・レビュー
第4回GA文庫大賞“大賞”受賞
このライトノベルがすごい!ノミネート歴:《2014》第四位、《2016》第八位、《2018》第九位
旧題「ファミリア・ミィス」。通称「ダンまち」
この頃はまだまだデビュー作にある特有の読みにくさみたいな感じもありましたけど、なんだかんだで力強い作品だなと思った印象があり、純粋に面白かったと思います。
世界観というかダンジョン世界もかなり作り込まれている印象で、シリーズとして続けばかなり面白くなっていくのではないか、というわくわく感みたいなものがこの作品には感じます。
ベルと神様(ヘスティア)の雰囲気も作風にすごくマッチしていましたね。
Softbank系列のGA文庫という文庫をダンまちで知ったと思います。
GA文庫大賞の《大賞》は本当に珍しく、次は6、7年後の処刑少女まで出ないです。
本当にいい作品だけが大賞になるので読み手としては信頼できるし、もし次が出てくるというのなら楽しみですね。