ヒトラーの科学者たち【感想・レビュー】

あらすじ

ロケット、ジェット機、原子力、自動車、情報通信、抗がん研究、バイオテクノロジー、物理学、数学、精神分析、健康科学、暗号システム、コンピュータ……21世紀のいま、私たちを支える科学技術は、ナチス・ドイツと戦争から生まれてきた。

戦争と科学が結びつくとき、いったい、何が起きるのか? 

アインシュタイン、マックス・プランク、フロイト、ハイゼンベルク、フォン・ブラウンら総勢100人以上の科学者たちの葛藤と絶望、抵抗を描き切った傑作ノンフィクション。

(作品社より)

感想レビュー

ナチス関連の事柄が、ぎっしりと詰まっていて、とても勉強になりました。

この時代の科学に関することから、武器開発や研究に至るまでの思想が知れます。

ヒトラーに関しても、意外と知られてなさそうな細かい部分も書かれていたりして、その辺りは興味深かったです。

人体実験の内容などは、ある程度頭に入っているつもりだったのですが、本書に書かれているバリエーションの多さに改めて驚きました。

あと個人的に読んでおいて良かったのは、人間関係の繋がりを知れたことですかね。

一見ジャンルの違う人間たちが、ここで繋がっているのかという新たな発見ができたり、そこから派生して考察が出来たりもしました。

ただ一つ注意がありまして、本書の訳が少し読みにくいです。

読んでいて時々この文章は日本語として成立しているのか、と疑ってしまう文章があったりもしますので、そこはもう気にせず流して読んでいくしかなかったです。

調べたら英国で出版された本なのと、著者(ジョン・コーンウェル)は、ノンフィクション、推理小説なども書いており、日本でも翻訳されていたりするようで、英語が難しいとうより、学術的な表現が日本語に変換することが難しかったのかなと、勝手に解釈しておきます。

ナチス関連の科学技術に興味のある方は、ぜひとも手にとってみてください。

それでは今日はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました。

紹介した本