あらすじ
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
(メディアワークス文庫より)
だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。
感想・レビュー
第九回本屋大賞八位ノミネート
ライトノベル作品として本屋大賞ノミネートは初の快挙となります。
著者の三上延さんは初読みなんですが、とにかく面白かったですね。
最初は初巻だけ読めればいいかなというくらいだったが、ぐいぐい引き込まれていった。
シリーズものらしいので、視野に入れるかもしれません。
ミステリチックの古本屋が題材で、鎌倉が舞台。雰囲気も良いです。
栞子さんがずば抜けた知識には関心させられる。あと栞子さんがベタだけどめちゃ可愛い(男がだいたい好きなそうな女)。
書く側はかなり大変だと思いますけど。
続刊を買うのは自然な流れになりそうだ。
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