あらすじ
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
(メディアワークス文庫より)
変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。
感想・レビュー
第二弾も面白かったと興味深い内容だったかと。
小説古本だけにとどまらず、漫画も扱ったり、それに合わせて人が絡んでいくと事件になるという発想がまず面白いですね。
栞子さんやっぱり良いなあ。
わたしたちは書いたものを削除することはできる。しかし、書かなかったことにすることはできない。いい言葉だと思います。