あらすじ
物部文香はごくごく普通の高校一年生。高校に入学して一週間、今まで通りさして特徴のないごくごく普通の毎日を送ってきた文香だが、ある時ふと気がつくと軽小説部、通称『ラノベ部』に所属することになっていた…!かといってたいそうな事件が起こることはなく、ライトノベルを読んだりちょっとだけ変わった友達と友情を育んだり、一風変わった先輩に絡まれたりと、楽しく日常を過ごしたり過ごさなかったりしていた。そんな、どこにでもありそうな、でもどこにもなさそうな日々が繰り広げられる新感覚ライトノベルのはじまりはじまり。
(MF文庫Jより)
感想・レビュー
平坂読さんは二作目になりますね。
物語はラノベを読んだことがない15歳の女の子が、「軽小説部」という謎の部活に入り日常的にラノベと関わっていくお話。
あるあるネタからメタ的な感じを交えつつ、物語を回していくのが如何にも妹さえの原型を感じました。
少女漫画をあまり読んだことがないのですが、主人公の文香が少女漫画に出てきそうなキャラだなあと勝手に思いながら緩く読んでました。
妹さえのあとがきでも感じたんですけど、平坂先生ってロマンチックな部分ありません?