あらすじ
ある昼下がりのこと、チョッキを着た白ウサギを追いかけて大きな穴にとびこむとそこには……。アリスがたどる奇妙で不思議な冒険の物語は、作者キャロルが幼い三姉妹と出かけたピクニックで、次女のアリス・リデルにせがまれて即興的に作ったお話でした。1865年にイギリスで刊行されてから、世界中で読まれた傑作ファンタジーを、金子國義のカラー挿画でお届けするオリジナル版。
(新潮文庫より)
感想・レビュー
学生の頃に一度、そして大人になって再読。
やはり児童小説って普通の小説より難しい。
詩は正直意味わからないのが本音。言葉遊びはユーモアあっていい。
真面目で礼儀正しいアリスはワンダーランドで孤独のなか愉快?な生き物達と出会いどんな理不尽に対しても健気に冒険を続ける。
そこがまた愛しいとルイスキャロルはリアルアリスにも感じていたのかな。
うん、現代風に言うならばロリコンなのは言い逃れ出来ない事実である。時代が違っていたら大人気ラノベ作家になっていたのかもしれない。
ただ大人になっても子供の純粋な気持ちは無くしたくないというのは伝わってきました。