あらすじ
新伝綺 歴史的傑作――!
両儀式(りょうぎしき)とその友人・黒桐幹也(こくとうみきや)の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が、式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのか――!? もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作――。解説・笠井潔
(講談社文庫より)
感想・レビュー
黒桐幹也やっぱり一番やばい奴だったなという印象。
この世界において、普通すぎるのは異常者。普通すぎるが故に異常者。
こういうところも奈須きのこらしい。
白純里緒は別の意味で強烈な奴でしたけど、この世界においては多分よくあること。
この歪んだ感覚も型月世界の面白いところですね。
やっぱり鮮花良いなあ。なんか秋葉を思い出します。
そしてこのレトロな世界観も型月世界のいいところだ。
魔法使いの夜は本当に忘れられない好きな雰囲気だった。