シャーロック・ホームズの冒険【あらすじネタバレ感想】シリーズ三作目の短編集!アーサー・コナン・ドイル

あらすじ

天才ホームズ、事件を解決できず!? ホームズを翻弄する聡明な女性アイリーン・アドラーが登場する「ボヘミアの醜聞」など10編を収録。

ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など10編。意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。

(新潮社より)

感想・レビュー

ホームズ三作目。

3作目にして初の短編集です。 ホームズ作品の中でもこの「冒険」はとても有名です。

「ボヘミアの醜聞」「赤髪組合」「花婿失踪事件」「ボスコム谷の惨劇」「オレンジの種五つ」

「唇の捩れた男」「青いガーネット」「まだらの紐」「花嫁失踪事件」「椈屋敷」の10作品が新潮文庫には収録されています。

今までの長編とはまた違って、奇譚のようなお話も多いですね。

イギリスの歴史的背景も100年以上前で、トリックも矛盾点が多いのに、今もなお読み続けられるのは、やはりシャーロックホームズという変人の魅力に違いない。

それを再確認しました。

短編はどれも魅力的で一つ一つ感想をあげたいくらいです。

個人的に一つあげるとすれば「まだらの紐」は、トリック的にあり得ない要素が多く、そこがホームズ作品をより魅力的にさせ、また違う視点から読めて良いなと思いました。

紹介した本

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