小悪魔ティーリと救世主!?【あらすじネタバレ感想】衣笠彰梧×トモセシュンサクがラノベ業界に進出!

あらすじ

同居人は悪魔と天使(どっちも美少女)!?

オレ・聡一郎は、ある雨の日にひとりの少女を拾った。ピンク髪に見慣れない格好をしているものの、いたって普通の少女である。ただひとつ普通と違うところはその背中にある、片方だけの――羽。悪魔を自称するそいつは、帰る場所がないと言い出し――。不良少年×悪魔っ娘×天使少女のちょっとエッチな居候系ラブコメ!

(MF文庫Jより)

感想・レビュー

作家読み。衣笠彰梧さんのラノベではデビュー作になります。

本人もあとがきで言っていますが、どこかぎこちない感じはあります。

物語の軸も王道中の王道をいきたいのですが、微妙な天邪鬼感がまだ振り切れていない。

面白くない訳ではないが、物足りないというのが正直なところだろう。

ヒロインもサブヒロインも悪くない、だが決定的に何かが足りない。

それがよう実にはある。多分本作は圧倒的にテーマが弱いのではないかと思いました。

やはり普遍的なテーマがあるよう実は、著者さんの天邪鬼が絶妙に噛み合っていて最高に面白い作品なのは間違いない。

と、気がつけば別作品を褒めてしかいないのでここらで切り上げます。

トモセ氏のイラストも今の方が断然良い。つまり進化している。おわります。

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