怪人二十面相:私立探偵明智小五郎【あらすじネタバレ感想】

あらすじ

日本にはかつて正義と悪の2人の天才がいた――!

大物実業家・羽柴壮太郎に届いた一通の予告状。差出人の名は「二十面相」。羽柴の健闘もむなしく、家宝のダイヤモンドは思いもよらぬ華麗な手法で目の前から姿を消してしまう。勇敢な少年探偵、小林の活躍で何とか取り戻せたものの、肝心の二十面相はいまだ野放し。そのときまるで運命に導かれるように、一人の大探偵が東京駅に降り立った。劇的トリックの空中戦、ここに始まる!

(新潮社より)

感想・レビュー

学生時代は乱歩の表紙はやたら怖そう、推理ものよりホラーっぽい雰囲気がしていて中々読む気が無かったのですが、なんと新潮nex版表紙かっこよくないかと手に取ってしまい読了。

多くの作品が明智小五郎と二十面相をオマージュ作品にする。

その正義と悪のぶつかり合い、信念がここにあります。と書けば如何にも重いような感じなのですがもっと気楽に読めます。

あとは小林助手がひたすら可愛いらしいのが目立ちます。

少年探偵団のモチーフってシャーロックホームズのベーカー街の奴らなのかしらと思ったり……大人も楽しめます。

巻末には辻村深月さんの解説もあります。

紹介した本

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