蝕罪―警視庁失踪課・高城賢吾【あらすじネタバレ感想】昭和の雰囲気が漂う硬派な警察小説

あらすじ

警視庁に新設された失踪事案を専門に取り扱う部署・失踪課。実態はお荷物署員を集めた窓際部署だった。そこにアル中の刑事が配属される。〈解説〉香山二三郎

(中央公論新社より)

感想・レビュー

堂場瞬一さんといえばスポーツ小説とこの警察シリーズが有名。

そして私自身も警察小説なるものを多分人生で初めて読みました。

失踪ミステリとも言うのか、最後まで引きつけられる展開で面白かったです。

落とし所もギリギリまで粘った感じかと。

シリーズ前提で作られているせいか、失踪課面々の謎は残りましたが、事件に一区切りあったので満足かと。

贖罪が蝕罪なのもなるほどとなり、余韻がありますね。

主人公が禁煙場所でも普通に煙草吸う感じがレトロというか硬派というか、今では考えられないところも笑ってしまったがその辺の雰囲気が作風とマッチしてたかと。

久しぶりに紙の煙草吸いたくなったなぁ。笑)

この昭和感というか、レトロな雰囲気もすごく良かったと思いますね。

では本日はこの辺でおわります。さようなら。

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