【2006年】第三回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!大賞受賞はまさかのあの俳優……?

第三回本屋大賞【2006年】

第十一位「魔王」伊坂幸太郎

あらすじ

魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。

会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すこと偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

(講談社より)

第十位「さくら」西加奈子

あらすじ

ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた―。

(小学館より)

第九位「県庁の星」桂望実

あらすじ

前代未聞! 抱腹絶倒の娯楽公務員小説。
野村聡。31歳。Y県職員一種試験に合格。入庁9年目。Y県県庁産業局産業振興課主任。Y県初の民間人事交流研修対象者6名の一人に選ばれた期待のホープだ。一年間の研修を無事にこなして戻れば、念願の係長への階段を同期に先んじて確実に登ることができる。ところが、鼻高々で望んだ辞令交付式で命じられた赴任先は…スーパー? しかも…H町の? えらくマイナーな感じがした。だがそのイヤな予感は現実のものとなる。 もらった予算は使いきるもの! 

人を“使役”してこその“役人”だ!——大勘違い野郎の「県庁さん」がド田舎のスーパーで浮きまくり。生まれて初めてバカと呼ばれた県庁さん、はたしてこのまま「民間」でやっていけるのか?

(小学館より)

第八位「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男

あらすじ

キスカ島に残された4頭の軍用犬。本能の声に導かれ、交配をくりかえしながら雑種化し、世界中に広がった彼らが戦争の世紀を駆け抜ける

(文藝春秋より)

第七位「告白」町田康

あらすじ

人はなぜ人を殺すのか―。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。

(中央公論新社より)

第六位「ナラタージュ」島本理生

あらすじ

お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。

(KADOKAWAより)

第五位「その日のまえに」重松清

あらすじ

僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

(文藝春秋より)

第四位「容疑者Xの献身」東野圭吾

あらすじ

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

(文藝春秋より)

第三位「死神の精度」伊坂幸太郎

あらすじ

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

(文藝春秋より)

第二位「サウスバウンド」奥田英朗

あらすじ

父は国家権力が大嫌い。どうやらその筋では有名な元過激派で、学校なんて行くなと言ったり、担任の先生にからんだり、とにかくムチャクチャだ。そんな父が突然、沖縄・西表島(いりおもてじま)に移住すると言い出し、その先でも大騒動に。父はやっぱり変人なのか? それとも勇者? 家族の絆、仲間の絆をユーモラスに描いた傑作長編。

(講談社より)

大賞「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー

あらすじ

オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人―。四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。「東京でまた一緒に住もうか?」。ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る―。大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。

(新潮社より)

第三回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
  2. 第二位「サウスバウンド」奥田英朗
  3. 第三位「死神の精度」伊坂幸太郎
  4. 第四位「容疑者Xの献身」東野圭吾
  5. 第五位「その日のまえに」重松清
  6. 第六位「ナラタージュ」島本理生
  7. 第七位「告白」町田康
  8. 第八位「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男
  9. 第九位「県庁の星」桂望実
  10. 第十位「さくら」西加奈子
  11. 第十一位「魔王」伊坂幸太郎

まとめ

どうでしたか。ついに第三回の本屋大賞も選ばれました。

その大賞受賞作品は、俳優でも活躍中のリリー・フランキーさんの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」です。おめでとうございます。

そして偉業です、三回連続ノミネートの伊坂幸太郎さん。おめでとうございます。

東野圭吾さん西加奈子さんがこの回から初ノミネートや町田康さん、古川日出男さん、島本理生さんなどの純文学出身作家さんもノミネートされはじめした。

私は東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」は読みました。これも傑作でしたね。

ではまた次回の第四回でお会いしましょう。さようなら。