【2012年】第九回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!大賞受賞はあの辞書物語が、そしてラノベノミネートの快挙も

第九回本屋大賞【2012年】

第十位「プリズム」百田尚樹

あらすじ

ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。感涙必至の、かつてない長編恋愛サスペンス。

(幻冬舎より)

第九位「偉大なる、しゅららぼん」万城目学

あらすじ

万城目学の大傑作!!!
琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!

(集英社より)

第八位「ビブリア古書堂の事件手帖-栞子さんと奇妙な客人たち-」三上延

あらすじ

古い本には人の秘密が詰まっています──大ヒット古書ミステリ

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。

(メディアワークス文庫より)

第七位「誰かが足りない」宮下奈都

あらすじ

予約を取ることも難しい、評判のレストラン『ハライ』。
10月31日午後6時に、たまたま店にいた客たちの、それぞれの物語。
認知症の症状が出始めた老婦人、
ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない青年、
人の失敗の匂いを感じてしまう女性など、6人の人生と後悔や現状の悩みを描く。
「ハライに行って、美味しいものを食べる」ことをひとつのきっかけにして、
前に進もうとする気持ちを、それぞれ丹念にすくいとっていく。

(双葉社より)

第六位「ユリゴコロ」沼田まほかる

あらすじ

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか―。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!

(双葉社より)

第五位「人質の朗読会」小川洋子

あらすじ

遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた―慎み深い拍手で始まる朗読会。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは、人質たちと見張り役の犯人、そして…。人生のささやかな一場面が鮮やかに甦る。それは絶望ではなく、今日を生きるための物語。しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。

(中央公論新社より)

第四位「くちびるに歌を」中田永一(乙一)

あらすじ

長崎県五島列島のある中学校に、産休に入る音楽教師の代理で「自称ニート」の美人ピアニスト柏木はやってきた。ほどなく合唱部の顧問を受け持つことになるが、彼女に魅せられ、男子生徒の入部が殺到。それまで女子部員しかいなかった合唱部は、練習にまじめに打ち込まない男子と女子の対立が激化する。一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課した。そこには、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた。青春小説の新たなるスタンダード作品、文庫化!

(小学館より)

第三位「ピエタ」大島真寿美

あらすじ

18世紀ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で、“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が届く―史実を基に、女性たちの交流と絆を瑞々しく描いた傑作。2012年本屋大賞第3位。

(ポプラ社より)

第二位「ジェノサイド」高野和明

あらすじ

イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!

(KADOKAWAより)

大賞「舟を編む」三浦しをん

あらすじ

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。

(光文社より)

第九回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「舟を編む」三浦しをん
  2. 第二位「ジェノサイド」高野和明
  3. 第三位「ピエタ」大島真寿美
  4. 第四位「くちびるに歌を」中田永一(乙一)
  5. 第五位「人質の朗読会」小川洋子
  6. 第六位「ユリゴコロ」沼田まほかる
  7. 第七位「誰かが足りない」宮下奈都
  8. 第八位「ビブリア古書堂の事件手帖-栞子さんと奇妙な客人たち-」三上延
  9. 第九位「偉大なる、しゅららぼん」万城目学
  10. 第十位「プリズム」百田尚樹

まとめ

第九回本屋大賞の受賞作品は、三浦しをんさんの「舟を編む」です。

三浦しをんさんは常連ノミネート組でしたが、今回初の受賞となりました。おめでとうございます。

私も本作を読みましたが、辞書編集という少し特異な題材を上手く料理できていました。最後は心にしんみりと物語が残る良い小説でした。

今回は万城目学さん、百田尚樹さん小川洋子さんの常連ノミネート組もありましたが、初ノミネートの方も比較的見られたかと思います。

そして初ノミネートの三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」がランクインしました。ライトノベル部門からは初の快挙です。おめでとうございます。

私は三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖-栞子さんと奇妙な客人たち-」、三浦しをんさんの「舟を編む」を読みましたが、どちらも非常に面白かったですね。

では次回は記念すべき第十回本屋大賞でお会いしましょう。失礼します。