【2014年】第十一回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!大賞には2年連続の海賊……?

第十一回本屋大賞【2014年】

第十位「去年の冬、きみと別れ」中村文則

あらすじ

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか?それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は―。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

(幻冬舎より)

第九位「聖なる怠け者の冒険」森見登美彦

あらすじ

社会人2年目の小和田君は、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら夜更かしをすることが唯一の趣味。そんな彼の前に狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が現れて…。宵山で賑やかな京都を舞台に果てしなく長い冒険が始まる。著者による文庫版あとがき付き。

(朝日新聞出版より)

第八位「想像ラジオ」いとうせいこう

あらすじ

深夜二時四十六分。海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという、ラジオ番組のオンエアを始めたDJアーク。その理由は―東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出しベストセラーとなった著者代表作。

(河出書房新社より)

第七位「ランチのアッコちゃん」柚木麻子

あらすじ

地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!

(双葉社より)

第六位「教場」長岡弘樹

あらすじ

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10」国内部門第一位に輝き、本屋大賞にもノミネートされた“既視感ゼロ”の警察小説、待望の文庫化!

(小学館より)

第五位「とっぴんぱらりの風太郎」万城目学

あらすじ

和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。やがて訪れる最後の大決戦。燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希望。圧巻のクライマックス。万城目学、時代小説でもお構いなし!

(文藝春秋より)

第四位「さようなら、オレンジ」岩城けい

あらすじ

オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマは、夫に逃げられ、精肉作業場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練学校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をなかばあきらめ夫について渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。第29回太宰治賞受賞作。

(筑摩書房より)

第三位「島はぼくらと」辻村深月

あらすじ

瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。

(講談社より)

第二位「昨夜のカレー、明日のパン」木皿泉

あらすじ

7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく感動作。本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。書き下ろし短編「ひっつき虫」収録!

(河出書房新社より)

大賞「村上海賊の娘」和田竜

あらすじ

時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊―。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く―。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞!木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。

(新潮社より)

第十一回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「村上海賊の娘」和田竜
  2. 第二位「昨夜のカレー、明日のパン」木皿泉
  3. 第三位「島はぼくらと」辻村深月
  4. 第四位「さようなら、オレンジ」岩城けい
  5. 第五位「とっぴんぱらりの風太郎」万城目学
  6. 第六位「教場」長岡弘樹
  7. 第七位「ランチのアッコちゃん」柚木麻子
  8. 第八位「想像ラジオ」いとうせいこう
  9. 第九位「聖なる怠け者の冒険」森見登美彦
  10. 第十位「去年の冬、きみと別れ」中村文則

まとめ

第十一回本屋大賞は、和田竜さんの「村上海賊の娘」になりました。初ノミネートにして初の大賞おめでとうございます。

本屋大賞は初めて連続で「海賊」という言葉が入ったタイトルの受賞となるましたが、たぶん偶然だと思います。

森見登美彦さん、万城目学さん、中村文則さんは久しぶりのノミネートになりました。

辻村深月さんなどの初ノミネートされた方も多数いました。

個人的にはいとうせいこうさんの「想像ラジオ」や和田竜さんの「村上海賊の娘」が気になりましたね。

では、また次回の第十二回本屋大賞でお会いしましょう。さようなら。