【2016年】第十三回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!調律師にWEB小説に芥川と直木賞もランクイン

第十三回本屋大賞【2016年】

第十位「火花」又吉直樹

あらすじ

売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。第153回芥川賞受賞作。芥川賞受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を収録。

(文藝春秋より)

第九位「教団X」中村文則

あらすじ

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。

(講談社より)

第八位「流」東山彰良

あらすじ

何者でもなかった。ゆえに自由だった――。1975年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ?誰が? 無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡。満票決着「20年に一度の傑作!」(北方謙三氏)。第153回直木賞受賞作!

(講談社より)

第七位「戦場のコックたち」深緑野分

あらすじ

合衆国陸軍の特技兵、19歳のティムはノルマンディー降下作戦で初陣を果たす。軍隊では軽んじられがちなコックの仕事は、戦闘に参加しながら炊事をこなすというハードなものだった。個性豊かな仲間たちと支え合いながら、ティムは戦地で見つけたささやかな謎を解き明かすことを心の慰めとするが。戦場という非日常における「日常の謎」を描き読書人の絶賛を浴びた著者の初長編。

(東京創元社より)

第六位「王とサーカス」米澤穂信

あらすじ

海外旅行特集の仕事を受け、太刀洗万智はネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王殺害事件が勃発する。太刀洗は早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクション、米澤ミステリの記念碑的傑作。『このミステリーがすごい!2016年版』(宝島社)“週刊文春”2015年ミステリーベスト10(文藝春秋)「ミステリが読みたい!2016年版」(早川書房)第1位。

(東京創元社より)

第五位「朝が来る」辻村深月

あらすじ

長く辛い不妊治療の末、特別養子縁組という手段を選んだ栗原清和・佐都子夫婦は民間団体の仲介で男子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平仮な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった―。

(文藝春秋より)

第四位「永い言い訳」西川美和

あらすじ

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。悲劇の主人公を装うことしかできない幸夫は、妻の親友の夫・陽一に、子供たちの世話を申し出た。妻を亡くした男と、母を亡くした子供たち。その不思議な出会いから、「新しい家族」の物語が動きはじめる。

(文藝春秋より)

第三位「世界の果てのこどもたち」中脇初枝

あらすじ

珠子、茉莉、美子―。三人の出会いは、戦時中の満洲だった。生まれも境遇も何もかも違った三人が、戦争によって巡り会い、確かな友情を築き上げる。やがて終戦が訪れ、三人は日本と中国でそれぞれの道を歩む。時や場所を超えても変わらないものがある―。二〇一六年本屋大賞第三位の傑作、遂に登場。

(講談社より)

第二位「君の膵臓をたべたい」住野よる

あらすじ

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

(双葉社より)

大賞「羊と鋼の森」宮下奈都

あらすじ

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく―。一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。

(文藝春秋より)

第十三回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「羊と鋼の森」宮下奈都
  2. 第二位「君の膵臓をたべたい」住野よる
  3. 第三位「世界の果てのこどもたち」中脇初枝
  4. 第四位「永い言い訳」西川美和
  5. 第五位「朝が来る」辻村深月
  6. 第六位「王とサーカス」米澤穂信
  7. 第七位「戦場のコックたち」深緑野分
  8. 第八位「流」東山彰良
  9. 第九位「教団X」中村文則
  10. 第十位「火花」又吉直樹

まとめ

第十三回本屋大賞は、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」に決定しました。おめでとうございます。

ピアノの調律師というまた少し特異な題材でしたが。作中の静謐な雰囲気が私好みの大変良い小説でした。

住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」はWEB小説サイト「小説家になろう」からの出版なので、本屋大賞としてはWEB小説初ノミネートになりました。おめでとうございます。

そして153回芥川賞受賞を受賞した又吉直樹さんの「火花」もランクイン。

個人的には米澤穂信さんの「王とサーカス」や中村文則さんの「教団X」なんかが気になりますね。

私は宮下奈都さんの「羊と鋼の森」と又吉直樹さんの「火花」、東山彰良さんの「流」を読みました。

全体的に大ヒット作品が非常に多い回だったなぁという印象。毎年そうですが、ハイレベルなランキングですね。

ではまた次回の第十四回本屋大賞でお会いしましょう。さようなら。