【2017年】第十四回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!ピアノの直木にコンビニの芥川……?

第十四回本屋大賞【2017年】

第十位「コーヒーが冷めないうちに」川口俊和

あらすじ

とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった

(サンマーク出版より)

第九位「コンビニ人間」村田沙耶香

あらすじ

「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。

(文藝春秋より)

第八位「夜行」森見登美彦

あらすじ

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。
夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。
私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作! 
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

(小学館より)

第七位「i」西加奈子

あらすじ

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる、ある「奇跡」が起こるまでは…。西加奈子の渾身の「叫び」に心ゆさぶられる傑作長編。

(ポプラ社より)

第六位「暗幕のゲルニカ」原田マハ

あらすじ

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑶子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑶子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒涛のアートサスペンス!

(新潮社より)

第五位「桜風堂ものがたり」村山早紀

あらすじ

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。
一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。

(PHP研究所より)

第四位「ツバキ文具店」小川糸

あらすじ

鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、手紙の代書を請け負う鳩子。今日も風変わりな依頼が舞い込みます。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙……。身近だからこそ伝えられない依頼者の心に寄り添ううち、仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。大切な人への想い、「ツバキ文具店」があなたに代わってお届けします。

(幻冬舎より)

第三位「罪の声」塩田武士

あらすじ

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

(講談社より)

第二位「みかづき」森絵都

あらすじ

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが……。本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。

(集英社より)

大賞「蜜蜂と遠雷」恩田陸

あらすじ

私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!

(幻冬舎より)

第十四回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「蜜蜂と遠雷」恩田陸
  2. 第二位「みかづき」森絵都
  3. 第三位「罪の声」塩田武士
  4. 第四位「ツバキ文具店」小川糸
  5. 第五位「桜風堂ものがたり」村山早紀
  6. 第六位「暗幕のゲルニカ」原田マハ
  7. 第七位「i」西加奈子
  8. 第八位「夜行」森見登美彦
  9. 第九位「コンビニ人間」村田沙耶香
  10. 第十位「コーヒーが冷めないうちに」川口俊和

まとめ

第十四回本屋大賞は、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。恩田さんはかなり初期にノミネート経験が一度あり、初の大賞受賞となりました。おめでとうございます。

ピアノのコンクールを題材にした王道的な物語ですが、かなり面白かったですね。本作は156回直木賞受賞もしました。

森絵都さんもかなり久しぶりのノミネートとなりました。

他にも初ノミネートしました村田沙耶香さんの「コンビニ人間」は、第155回芥川賞受賞もしています。こちらも読みましたが、現代文学の興味深いところを突いた作品でベストセラー間違いなしかと。

ではまた次回の第十五回本屋大賞でお会いしましょう。