【2019年】第十六回本屋大賞ノミネートランキング結果発表!大賞は、バトンに渡された

第十六回本屋大賞【2019年】

第十位「フーガはユーガ」伊坂幸太郎

あらすじ

常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。

(実業之日本社より)

第九位「火のないところに煙は」芦沢央

あらすじ

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私は迷いながらも、真実を知るために過去の体験を執筆するが……。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながら、直視できない真相へと疾走する。読み終えたとき、怪異はもはや、他人事ではない――。

(新潮社より)

第八位「ひとつむぎの手」知念実希人

あらすじ

大学病院で激務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば……。キャリアの不安が膨らむなかで疼く、致命的な古傷。そして緊急オペ、患者に寄り添う日々。心臓外科医の真の使命とは、原点とは何か。リアルな現場で、命を縫い、患者の人生を紡ぐ熱いドラマ。傑作医療小説。

(新潮社より)

第七位「愛なき世界」三浦しをん

あらすじ

恋のライバルは草でした(マジ)。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、地道な研究に情熱を燃やす日々…人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?道端の草も人間も、必死に生きている。世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。

(中央公論新社より)

第六位「さざなみのよる」木皿泉

あらすじ

小国ナスミ、享年43。息をひきとった瞬間から、彼女の言葉と存在は湖の波紋のように家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く感動と祝福の物語。2019年本屋大賞ノミネート作。

(河出書房新社より)

第五位「ある男」平野啓一郎

あらすじ

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ところがある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に、「大祐」が全くの別人だという衝撃の事実がもたらされる……。

愛にとって過去とは何か? 幼少期に深い傷を負っても、人は愛にたどりつけるのか?
「ある男」を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。

(文藝春秋より)

第四位「熱帯」森見登美彦

あらすじ

どうしても「読み終えられない本」がある――。その名も『熱帯』。
この本を探し求める作家の森見登美彦はある日、〈沈黙読書会〉なる催しでふしぎな女性に出会う。彼女は言った「あなたは、何もご存じない」と。

『熱帯』の秘密を解き明かすべく組織された〈学団〉と、彼らがたどり着いた〈暴夜書房〉。
東京・有楽町からはじまった物語は、いつしか京都、さらには予想もしなかった地平へと突き進む。

(文藝春秋より)

第三位「ベルリンは晴れているか」深緑野分

あらすじ

総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。

(筑摩書房より)

第二位「ひと」小野寺史宜

あらすじ

女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が、急死した。
僕、柏木聖輔は二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。
そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の惣菜屋で、最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから、不思議な縁が生まれていく。

(祥伝社より)

大賞「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ

あらすじ

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。

(文藝春秋より)

第十六回本屋大賞ノミネートランキング

  1. 大賞「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ
  2. 第二位「ひと」小野寺史宜
  3. 第三位「ベルリンは晴れているか」深緑野分
  4. 第四位「熱帯」森見登美彦
  5. 第五位「ある男」平野啓一郎
  6. 第六位「さざなみのよる」木皿泉
  7. 第七位「愛なき世界」三浦しをん
  8. 第八位「ひとつむぎの手」知念実希人
  9. 第九位「火のないところに煙は」芦沢央
  10. 第十位「フーガはユーガ」伊坂幸太郎

まとめ

いかがでしたか。

さて第十六回本屋大賞は、初ノミネートになります瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」です。設定をかなり面白く扱った作品でした。

この設定だったら普通はこういう路線に行くだろうなぁという路線から真逆に物語を進めていった印象があり、それが成功していてちゃんと面白くなっていました。

他にも小野寺史宜さんと芦沢央さんは初ノミネートになりますが、他は過去にノミネートのある実力派揃いの回となりました。

三浦しをんさん5作品目、森見登美彦さん6作品目、伊坂幸太郎さんは12作品目のノミネートになります。笑