【メリットとデメリット】AmazonAudibleってどうなの!?一ヶ月利用してみた率直な感想

皆さんこんにちは。こんばんは。管理人の彗星です。

今日は【Amazon Audibleで聴いてみたけど、どうなの?】です。

そう、書籍を読むのではなく、ラジオのように耳で聴いてみた、というやつです。

アメリカなどの一部海外では、もう読書はオーディブルで聴く時代って感じで浸透しているようで、日本でも既にオーディブルを日常的に取り入れている人も多くってなっている印象です。

就寝前や家事中、散歩、ランニング、通勤や移動中の車など、ながらで聴いている人が多いみたいです。

私も概ねそんな感じでした。

最近巷でよく耳にするけどオーディブルってなに」という方や、もう既に存在は知っていて「入ろうか迷っている」方に向けて、メリットデメリットを正直に書きましたので、ぜひ興味のある方は参考にしてみてください。

※筆者は日常的にラジオを聴き、年間100冊〜程度、本を読む人の感覚です。

※今回はAmazon社のAudibleアプリです。

会員の料金プラン

やはりまず一番のポイントは、初回30日間が無料なのと、いつでも解約が出来る、という点でしょうか。

Audibleという未知な部分な上に、月々1500円かかるので、この点が配慮されているは個人的に大きかったと思います。

というより、私自身も初回無料体験がなかったらおそらく入ってません。笑

ただ解約の方法が、AmazonAudibleのPCサイトからじゃないと解約が出来ないという点があります。

この手のパターンは、理解してしまえばスマホでも出来ますし簡単なのですが、人によっては少し不便かな、とも感じましたね。

会員プランの特典

個人的に嬉しかったのはまず12万冊以上(2022年11月現在)聴けるという点。

わりかし最新作とかも読めるので、良かったです。

たまに会員対象外の本があって、どうしても読みたい時は、普通の書籍やKindleの電子書籍のようにAmazonで単品購入しなければいけないみたいです。

聴く専用なので当然ではありますが、バックグラウンド再生やオフライン再生などもあります。

あとはAmazonAudibleでしか聴けないPodcastなども個人的には良かったです。

メリット

  • 30日間無料体験キャンペーンがある
  • 無料体験中に解約がいつでもできる
  • ながら(家事、移動中)で聞くのに適している
  • 再生速度の調節(0.5〜3.5まで変更可能)が便利
  • スリーブタイマー機能がある
  • 早送り/巻戻し(10秒〜90秒)が自分の好みで調節できる
  • 残り時間や再生時間の表示もある
  • スマホアプリ、タブレット、PC(ウェブサイト)、Alexaなど多数の機器で利用できる(複数同時再生は不可)
  • 数冊読むだけで元が簡単に取れる
  • 普段中々手が出ないジャンルを読んでみたくなる
  • 読書効率、スピードが向上

デメリット

  • 無料体験期間に解約を忘れると、自動的に翌月の料金がかかる
  • 料金がやや高い(ナレーション起用などもあり仕方ない+書籍単品購入を考えれば安い)
  • 聞き流しすぎて、何も聴いてない時がある(自分のせい)
  • 理解しづらい箇所は、音楽の歌詞のように、文章でも読ませて欲しい
  • 解約方法が【AmazonAudible】のPCサイトからじゃないと出来ない

一ヶ月使用してみてどうだった?

私は日常的にラジオを聴く人なので、まず何かを聴くという行為に抵抗感は全くありませんでした

ですので最初からすんなりと聴けた印象があります。

ただ、やはり一番の懸念点は【小説】でした

小説には著者だけが持つ独自の文体(リズム感)があります。

物語外で出来る活字にしか出来ない唯一の遊びの部分なのですが、読書家や本好きの方は、わりとこの文体の部分を評価項目に入れますし、楽しみます。

私もその一人で、ブログの感想ではよく文体などについて触れることもあります。

日常的に小説を読まない人には理解しづらい感覚かもしれないのですが、文法や句読点の打つタイミング、どの文字や言葉で、ひらがなやカタカナ、漢字を使用するかは、本当に人によって違います。

それが世界的に日本語が最難関言語だと言われている理由の一つでもあるのですが、これが聴くだけだと当然ですが全く伝わらない。

ただ、思っていたより小説の方も意外と大丈夫でした

確かに今思えば、施設や文学館などで朗読劇とかもやってますしね。

会話シーンは男女でナレーションの方が変わったりする作品とそうでない作品がありましたが、ある程度の区別はつくと思います。

ナレーションも「人」がやっているので、演技力とか、声質の好き嫌いとかはあるかもしれませんが、基本的には、有名な声優さんやプロのナレーションの方が朗読してくれているので、安心していいかもしれません。

多少の癖とか、その雰囲気にその喋り方は合わないだろうとか、思うことも時々ありましたが、概ね許容範囲内です。

私はまだ当たった事はないのですが、たまに著者さん本人が朗読している場合もあるらしいです。

強いていうならば、これはラジオでもよくあるのですが、たまになんて言ってるかわからない時があったり、何も聴いてない時がある、という点でしょうか。

これは活字を読む時でもたまにある現象なんですけど、これが聴く本の種類によっては、よく起きます。

まぁ普通に巻き戻せばいいだけなのですが、ながらで聴いてることが殆どなので、面倒くさくなりついそのまま先に進めてしまうんですよね。笑

ここをもどかしいと捉えるか、そこまで気にしないと捉えるかで、またAudibleの評価は別れるかもしれないです。

あとは純粋に「やっぱり本は活字で読みたい」となるかどうかですかね。

逆に「聴くだけでいいなんて楽だ」と思う人もいると思います。

その結果がAudibleの誕生でもありますしね。

結論として、【Audibleに向いてる方】は、読書方法に強いこだわりがない、書籍の内容が知れたらそれでいい、という方はAudibleに向いていると思います。

今述べた事と逆の人は【Audibleには向いてない】という感じですね。

個人的には小説以外なら別にAudibleでも良い

でもちょっと真剣に読みたい本は、読む方が良いかなぁ、という感じです。

先程は小説も思ったより大丈夫だ、とか云々書きました。その気持ちに嘘偽りはないんですけど、やはり私にとって『小説』は真剣に読む本ですので、文章が見れないのは少し致命的です。

なので無料体験期間は、幾冊か小説も聴きましたが、やはり読むに戻ります。

別にこの件に関しては、Audibleがどうこうという問題ではないのかもしれません。

私は本を長年活字で読んできた人間なので、シンプルに活字で読んだ方が理解が早い、これに尽きるんですよね

もう脳みそがそうなってしまっているせいか、耳で言葉を聴いてから意味を変換させて理解するよりも、活字の羅列を見たほうが意味を理解するスピードが速いのと、しっかりと状況を記憶するんですよね。

だから人の会話とかって部分的にしか覚えてないのかもしれません、って思いましたが、遥か昔に読んだ本の内容を覚えているのってほんの一部ですから、あまり関係ないのかもしれません。笑

これは慣れの問題とかもありますし、科学的にどっちの方が理解力が高まるとかは良く分かりませんが。

あとは紙の頁を捲る感覚とか、匂いとか、本の装丁がどうとか、まぁこれは紙派VS電子派の争論になりかねないので、一旦やめておきますが。(私はどっちもいけるが少しだけ紙派)

これに『聴く派』という新たな派閥が生まれたことは間違いないでしょう。

ぶっちゃけ本の内容によっては、別に聴くだけも良いかなって本もあるので、そういう時は断然Audibleの方が楽ですし効率的です。

私が聴いた本のラインナップ

最後に私が聴いた本の感想記事のラインナップを並べておきます。

できるだけ色々なジャンルを選んでみたつもりですが、やはりエッセイ本や実用書の類が多いですね。

まとめ―結局AmazonAudibleってどうなのよ?

こうして自分が聴いた本を並べてみて思うのは、最初の頃とは比べモノにならない程にAudibleありきの生活に馴染んでしまったという感覚です。

もちろん、同時進行で紙の本を読んでいましたが、明らかにAudible比率が高い。

朝一番、珈琲を飲みつつ朝食Audible。移動中もAudible。家事の合間にAudible。

トイレ中もAudible……oh、sorry、寝る前もAudible……zzZ

これがループします。ほんと隙さえあれば子供がスマホ弄るみたいな感覚でAudibleアプリを起動していて、むしろ自分でも怖いくらいです。笑

最初の頃は多少なりとも疑心暗鬼だった自分がいつの間にか、料金プランと無料体験を含めると、めっちゃくちゃコスパが良い!って感じで洗脳されている。笑

元は簡単に取れるし、何よりながらで聴ける、というのが強すぎます!

個人的にあまりビジネス書関連って弱いジャンルだったんですけど、お恥ずかしい話、もう毎日Audible使って聴きたい欲が止まりません(洗脳中)!

あとは下から見るか?横から見るか?みたいな要領で、本を耳から聴くか?目から読むか?の好み次第(ここが重要!)なんですけど、いま迷っている方は、無料体験だけでも試してみる価値は全然ありだと思います。

ただほんとの話、最後に警告しておきますけど知的欲求が強めの方は気をつけてくださいね。たぶん自分が想定しているよりも中毒性が高いです(個人差あり)、笑

私も無料体験期間中だけと思っていましたが、これはおそらくAmazonAudibleに再びお世話になる可能性が高いです。

あ、こいつ感想・レビューのスピード上がった、と思われたら、たぶんまたAudible入っていると思ってください。

それでは皆さま、良き読書ライフを。