
あらすじ
今年の無人島特別試験は、クラス対抗のサバイバルゲーム!
3年生、最後の夏、今年の無人島試験はペイント銃を用いたクラス対抗のサバイバルゲーム。15×15マスに分けられたエリアを移動、出現する食料や銃弾を取得しながら、他クラスの生徒を倒し競い合う。
最初に全滅したクラスは退学者選定のぺナルティが発生するため、攻守の戦略が重要となる。
司令官の役職の生徒は5分毎にクラス別の色で表示された全生徒のGPSが確認できるため集団での行動が必須。
「頭はこっちが押さえてるが……どう動く、綾小路」「そうね……一歩リードしたはずなのに、それでもやっぱり怖いわね」
「綾小路くんは負けない。ううん、私が負けさせない」
(MF文庫Jより)
3泊4日の無人島特別試験、その決着は――!?
感想レビュー
よう実ファンの皆様こんにちは。こんばんは。
早いもので2025年が終わろうとしています。
改めてこの「2025」という数字を見ると、一昔前まで近未来設定などで見ていたような数字にも思えてきて、時の流れの恐ろしさというやつを実感してしまいますね。
そして今年から開幕しました3年生編も、3巻まで発売されるということで、素晴らしい。
衣笠先生の刊行ペースが落ちないのは、本当に当たり前じゃないんだよなぁと感謝しつつ、読んで参りました。
今巻の表紙は、ひよりと一之瀬です。
ではさっそく、振り返っていきましょう。
椎名ひよりの独白
開幕からすごい不穏な独白が。
おそらく試験中の独白とも思えるが、龍園と綾小路に謝っている。
現場では、何が起こっているんだ、、
開幕・サバイバルゲーム特別試験
さっそく全学年は無人島にやって来た。
先に3年生だけが上陸し、特別試験の説明を受ける。
試験内容は、役職があったりと複雑なので、簡単に纏めるとペイント銃を使用したサバゲー。
ここで着目したいのは、「VIP」という役職が全滅した最初のクラスが、退学者を一人選定しないといけないということ。(間違っていたらすみません)
そして、綾小路クラスの作戦会議。
役割分けなどありつつ、ここで重要なのは、もし退学者を決めないといけなくなった場合どうするか。
そこで綾小路は、自らが退学者になるという意思を示す。
まだ外様であることや、他人に押し付けて士気を変に揺さぶりたくない等の考えはあるが、これが綾小路なりのクラスの引っ張り方なのだろう。
何より、綾小路がここで負けてしまうようなら、どの道Aクラスの未来はない。
奇襲
特別試験が開始。
色々とまだルールを把握し切る前に、龍園クラスが綾小路クラスに奇襲を仕掛ける。
その作戦は成功し、綾小路クラスはピンチに。
さらに一之瀬クラスとの同盟も動きだそうとしている。クラスメイトたちは懐疑的で、一旦この同盟はお預けに。
見えないプレッシャー
まずは奇襲に成功した龍園側の視点。
龍園の成長が窺える。
続いて堀北視点。綾小路が呆気なく奇襲を受けた事を不審に思う。やはり綾小路の実力を知っている堀北らしい着眼点だ。
再び綾小路クラスに戻り、イベントなどをこなし、1日目は終了。
最後に綾小路は、白石に抱いていた違和感を直接探るべく、呼び出す。
何気ない会話から、白石が自分の過去を知る者だということの確信を掴む。
だが、取るに足らないことだとも。
巡り合わせ
無人島特別試験2日目。単独行動に飽きた高円寺が船に帰ろうとする。そこで不運にも遭遇した龍園クラスの一部がやられる。
視点を綾小路に戻し、時は30分前に。
ここがまた面白い。
先ほどの高円寺の単独行動は、偶然ではなく、綾小路が仕掛けた限りなく必然の出来事だったことが判明。
ただそれに綾小路クラスのメンバーは気づかない。
更にピンチなった綾小路クラスのメンバーを、一之瀬クラスの同盟を前向きにさせる所まで仕向けることに成功した綾小路。
やはり、恐ろしい。
もうこの無人島は、既に綾小路の盤上になっているのかもしれない。
あも山村だけは、綾小路の恐ろしさに気づきはじめているのかもしれない。
それに成長した龍園なら、今回の一件も綾小路が絡んでいることに気づけるかもしれない。
同盟
そして綾小路クラスと一之瀬クラスが合流を果たし、正式に同盟を果たすことになる。
神崎と綾小路の会話など、これからの展開にも影響を与えそうだ。
さてここから、堀北クラスと龍園クラスは、どう動いてくるのか。
本当の狙い
龍園視点。やはり綾小路の策略に気づいている模様。
更に龍園とひよりの会話が実に不穏。
恐らく龍園は、綾小路を落とす道具として、ひよりを使いたい。
珍しく龍園は、ひよりに気を遣ってか、それを問いかける。ひよりの覚悟も決まっているようだ。
少し前の感想の時にも書いたが、綾小路とひよりの関係は、悲しい展開になる可能性が高い。
だがそこが、よう実らしい面白さだ。
綾小路視点へ。拮抗状態が続く中、徐々にマスが小さくなり、最終局面に入っていく。
そんな中、ついに綾小路が、GPS停止を使い、単独で動き出す!
狙いは堀北クラス。夜6時の時間制限と自身の関係性を狙ったトリックプレーで、単独で7名を撃退することに成功する。
決戦の時
試験最終日。全クラス全滅はまだ免れている。
前日、堀北クラスの近くで一人、一夜を明かした綾小路。
試験再開と共に、十六人のAクラスの生徒たちが、綾小路を倒そうと躍起になる。
しかし綾小路はそれを振り切る無双状態に。ここは映像で見たら特に楽しそうだ。
再び綾小路は、自軍に合流し、試験は最終局面へ。
見せてみろ
四クラスの激しい戦闘が起こる。
橋本と平田、龍園&伊吹と綾小路の対決など見所がありました。
特に平田の久しぶりの感情的な一面を喋らずに見せるやり方や、山村を使った龍園との駆け引きなど、キャラがとても活かされている内容で面白かったです。
そして三泊四日の特別試験は終了。
- A(堀北)クラス:最下位
- B(龍園)クラス:3位
- C(綾小路)クラス:2位
- D(一之瀬)クラス:1位
結果として、綺麗にクラス順位と逆転する形となりました。
まさに綾小路の狙い通りという形に。
ただ堀北クラスは、プロテクトポイントを持っているので、退学者は出ず。
さて、ここで最後の無人島試験が終わるのかと思いきや、疲労困憊の生徒たちに、新たな特別試験の開幕が告げられる!
は!?!?!?
それは新たな戦いを告げる言葉。
お遊びの延長だったペナルティの『緩い』サバイバルゲームとは一線を画すもの。
卒業するに値するかどうかを見定める学校側の、生徒たちをふるいにかける『信頼』と『裏切り』の戦いが幕を開ける。
(ようこそ実力至上主義の教室へ3年生編3より)
まとめ〜椎名ひよりを救いたい〜
以上になります。
振り返れば一昨年も去年も、無人島試験というのは、色々なことがありました。
ですが、今年はまだここからが本番ということで、いやはやとんでもない。
確かに開幕で全学年が無人島にやって来たものの、3年生だけしか上陸していませんでしたしね。
もしかしたら、1.2年生たちは、船内で特別試験をやっていたのでしょうか。
何より、次回が全学年無人島サバイバル?が開幕するのかもしれません。
ただもう3年生は、結構ボロボロですが大丈夫ですかね。笑
引用させていただいた最後の文章から、次の試験が過酷なもになることが確定していて、怖さとワクワクが止まりませんね。
あと衣P先生、いつもお疲れ様です。
体調のことを知っていただけに、逆にここまでよく刊行ペースが落ちないなと思っていたほどです。
我々はいつまでも待っております。ぜひ先生の納得出来るクオリティでお願いします。
トモセさんも、かっこいい男たちの挿絵が神です。
ということで、今年も「よう実」をありがとうございました。
また来年も楽しみにしたいですね。
それでは今日はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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