
あらすじ
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。
わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。
読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。
(宝島社より)
感想レビュー
もうかれこれ何年も読もうと思っていた一冊です。
個人的には青山美智子さんの作品は初めて読みます。
ここ何年かは、毎年のように本屋大賞に名を連ねている大人気作家さんですね。
さて、まず本作を読んだ所感としては、サクッと読めて少し前向きになれる一冊という感じでした。
喫茶店に出てくる登場人物たちを起点に、数珠つなぎに視点が変わっていく群像ドラマ、連作短編集。
日本とオーストラリアという舞台を行き来しつつ、日常に潜む小さな悩みや、人間関係などが繊細に描かれていました。
こうした何気ない日常を切り取り、物語に落とし込むことは実はすごく難しいものだと思うのですが、その辺りも上手かったです。
全体的に優しい物語なんですが、ただその対価として都合が良すぎるという点があるので、ここは賛否があると思います。
読み方というか、読書に求めるモノは人それぞれなので、こういう物語で救われる人がいるのならばあってもいいのではないかなとは思いました。
私はたまにでいいかなっていうのが本音ではありますが。笑
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。









































