あらすじ
堀江貴文のビジネス書の決定版! !
一つのことをコツコツとやる時代は終わった。
(幻冬舎より)
これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。
このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。
感想・レビュー
【AmazonAudible】
ホリエモンは二冊目になります。
相変わらずの行動精神を本書で述べていました。
タイトルにもある『多動力』。
現代風に言うならば「マルチタスク」みたいなものでしょうか。
3歳時のような好奇心、猿のように夢中になれ、なるほど、そういう意味なんですね。
これって、生きる活力にもなるのでとても大事ですよね。
まぁマルチタスクに関しては、あまり人間の脳には向かないみたいなことがホモ・サピエンス系、心理学系の本では書かれていたような気がしますが。
本人もメルマガのくだりで言っていますが、前回読んだ『やりきる力』に収録されている内容がまぁまぁこっちにでも同じように書かれています。
大事なのは熟考したクオリティよりも、早い頻度でアクションを起こすこと。
個人的にはまたこの内容か、という感じも正直ありましたけどね。笑
ですがよくよく考えたら、こういった自己啓発の本は、時が経てば一度頭に入れた程度では忘れる確率も高いので、結果的に著者は新しいことを考える手間が省けるし稼げるしで、winwin?なのかもしれません。
そう考えたらやはり賢いですね。
あとは電話の無駄さについては、本当に共感します。
2022年現在でも、だいぶ普及はしてきましたが、まだまだ色々な手続きがネットだけで完結しないことってありますよね。
本当に我々世代、若しくは下世代は特にそうなんですけど、会って話すより、スマホ1つで自己完結出来る方が圧倒的に早いし、理解も自分のペースで出来るし、何より効率が良いので楽だしで、誰がみてもメリットの方が大きい。
まぁ身体的理由とかも含めて全員が全員そうではないので、一部の方に向けてそういう小規模のサービスがあるのは良いと思いますけど、殆どの方はネットで色々なことを済まさせる力があるのでそうして欲しい所です。
それ程までにみんな毎日みんなスマホを使っていますしね。
と書きながらも私は紙の本を読んでいる時間が人よりも長いので、まぁ人ぞれぞれ職の確保問題とかビジネス的問題も色々とあるとは思いますが。
これは日本のIT産業の弱さの表れなのか、若しくは多動力の無さ、如何にも日本的な文化の表れか、分かりませんが今後もっと発展して欲しい所であります。
本書を纏めると、こういったネットの発展が『多動力』をより可能にする。だからやれ、早くやれ、馬鹿な奴に構っている時間なんてない、ということですかね。笑
それよりホリエモンのスケジュールには笑ってしまった。
合わせる必要なんて一ミリもないけど、絶対自分には合わない、それだけは断言出来る。
それでは今日はここまで、さようなら。