あらすじ
この世界の魔法は、名前でできていた――。
“私”が竜として転生を果たしたのは、文化も言葉もまだない原始時代だった――。これは、竜の魔法使い“センセイ”とエルフの少女が、魔法を、国を、歴史さえをも一から作り上げる、ファンタジークロニクル。
(ファンタジア文庫より)
感想・レビュー
主人公が竜になって、時間的概念とかスケールが大きかった印象はあります。
そういった概念を使って人間的ドラマを描いているのに成功はしていたかしら。
著者さんの心意気は十分に伝わってきたかと。
個人的には嫌いではありませんでしたが、何か小説として今ひとつ物足りないような気もしました。
多分物語の起伏の作り方とかなんだと思うの気がするのですが、どうでしょうか。