あらすじ
これが人生(クソゲー)攻略の最前線!
人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。だって、人生には美しくシンプルなルールがない。あるのは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。
だから、クソゲー。
あまたのゲームに触れ、それらを極めてきた日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。――だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、「人生は神ゲー」と言いきった。
生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。
しかも、「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」だって?……普通は、そんなの信じない。
だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ!第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!
(ガガガ文庫より)
感想・レビュー
第10回小学館ライトノベル大賞“優秀賞”受賞作
旧題「満点飾りのがんばり論!」
このライトノベルがすごい!ノミネート歴:《2017・文庫部門》第八位、《2018・文庫部門》第七位、《2019・文庫部門》第三位、《2020・文庫部門》第三位、《2021・文庫部門》第七位
このラノ歴も凄いですねぇ。
普通に面白かったとは思います。ただ少し火力不足かなとも感じました。
ガガガ文庫は「俺ガイル」の終わりを意識していてちょうど後釜を探していた時期とかもあって、ハマったとかもあるのかしら。
ただ物語が終盤くらいまで結構大人しいので、退屈に感じますね。
ですがちゃんと後半に盛り上がる所は勢いあって良かったと思います。
ゲームが好きな主人公は結構多いけど、やっぱり表紙のヒロインが日南が結構いい味出してるので、ここからどう化けるのかでこのシリーズの印象も変わりそうだ。