
あらすじ
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。
警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。
捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?
クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。
(光文社より)
感想レビュー
誉田哲也さんの姫川玲子シリーズが、とても人気のあるシリーズだということは、何となく知っていたので、いつか読めたらなと思っていました。
ではまず読了後の所感としては、最後までしっかりと楽しめたかなと思います。
先の展開が常に気になるようなミステリーな仕掛けに、捲る頁が止まりませんでした。
全体的に振り返ると、王道な警察小説とも言える展開だったかもしれませんが、女性刑事を主人公にした警察小説は、とても新鮮に思えました。
そんな女性刑事を主軸に、序盤から刺激的なシーンが続き、そして連続殺人事件が起きます。
やがてその事件は、タイトルにもある『ストロベリーナイト』という殺人ショーへと繋がっていきます。
個性的な刑事も登場し、それぞれの関係性や、個々の思いなどが入り交ざり、最終盤のクライマックスにむけて盛り上がっていきました。
女性刑事を主人公にしているせいか、著者の意図的なものか、警察小説特有の固さみたいなものはすごく緩和されていると思います。
なので、ちょっとキャラがエンタメよりに立っていたり、殺しに対するリアリティみたいなものが薄く感じてしまう人もいるかもしれませんね。
まぁこの辺りは、人それぞれ好みが分かれそうなところ。
時代背景は、昭和末期とか平成辺りを想定して読んでいたので、価値観などは流石に古く感じたりもしましたが、それでも面白さが凌駕したかなと個人的には思えました。
一応この巻だけでも完結はしているので、シリーズものではありますが、気になっている方はこの機会に手にとってはいかがでしょうか。
あと本作は、2010年頃にドラマ化していたらしいのですが、ぼんやりとした記憶しかなく、逆に完全初見で読めてそれはそれで良かったかなと。
それでは今日はここまで。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。









































