あらすじ
まちがい続ける青春模様、シリーズ完結。
季節はまた春を迎えようとしていた。
(ガガガ文庫より)
同じ日々を繰り返しても、常に今日は新しい。悩み、答えに窮し、間違えを繰り返しても、常に飽きもせず問い直すしかない――新しい答えを知るために。
言葉にしなければ伝わらないのに、言葉では足りなくて。いつだって出した答えはまちがっていて、取り返しがつかないほど歪んでしまった関係は、どうしようもない偽物で。
――だからせめて、この模造品に、壊れるほどの傷をつけ、たった一つの本物に。故意にまちがう俺の青春を、終わらせるのだ――。
過ぎ去った季節と、これから来る新しい季節。
まちがい続ける物語が終わり……そしてきっとまだ青春は続いていく。シリーズ完結巻。
感想・レビュー
あぁ、終わったなぁ、青春。
もはや全然感動シーンでもなくて泣いて、あとがきでも泣いて終始読むのしんどかったですね。笑
結論、雪ノ下雪乃が可愛かったですね。
ガハマちゃん心痛過ぎて泣いた(ラブコメの宿命)
一夫多妻制ではない日本の現実もだいたいそんな感じでなので、いつも選ばれるのは基本的に一人しかいない。
平塚先生、その他のキャラ皆出てきてフィナーレ感あって泣いた。笑
あと突然の八幡サウナで整うとか始まって、これまでも唐突にラップとか色々とあったけど、相変わらず渡航先生でめっちゃ笑えました。
もうヒキタニ君(渡航)の一人称語り読めないと思うと少し切ない。
だが短編やら他にも色々出るとか。
今後、俺ガイルよりも面白いラブコメは出てくると思います。でも俺ガイルを超えられるラブコメは中々出てこないかもしれない。
比べるものでもないですけど。もしでてくる時は時代が変わる時でしょう。
約9年間、渡航先生本当にお疲れ様でした!