あらすじ
一之瀬帆波は犯罪者だ
綾小路への宣言通り、ついに坂柳有栖による一之瀬帆波潰しが始まった。暴力沙汰、援助交際、窃盗、強盗、薬物使用の過去があるといった一之瀬への誹謗中傷が学校中に広まっていく。噂の出所は間違いなく1年Aクラス。Bクラスの神崎らが止めにかかるが証拠がない。さらに一之瀬の動きも消極的。膠着した状況の中、ある人物が綾小路の前に現れる。「坂柳を止めてよ。あんたならそれが出来るんじゃないの」1年Aクラスの神室の要請に対し綾小路が下した決断は? そして櫛田桔梗が生徒会長の南雲雅に接触し、学校内に不穏な空気が流れ始め――。大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第9弾!
(MF文庫Jより)
感想・レビュー
『一之瀬帆波は犯罪者である』
という、ここに来てまた強烈なはじまりで一気に物語の中に惹きつけてきます。
今回は混合合宿も終わったあとの、期末試験前のお話。
宣言通り坂柳が動き出し、それに翻弄される各クラス。
そして綾小路が裏で工作する鉄板パターン。
少しこの展開にも飽きを感じたかなとも思ったけれど、綾小路の行動全てが櫛田に帰結するとの事でまたニヤニヤさせられます。
随所で出てくる軽井沢の破壊力がエグいです。
地味に堀北ちゃんとまともに会話してるの久しぶりに見たような気がします。
今巻のメインである一之瀬帆波もついにキングの恋(手駒)に落ちたのか?
色々と隠すような描写も多く、着実に綾小路が目に付き始めたであろう南雲。
早く続きが読みたいですね。
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