あらすじ
これは12月23日のクリスマスイヴ前夜から幕を開ける冬休みの小さな物語
過去の呪縛から救ってくれた綾小路のことを意識するようになってしまった軽井沢恵。そんな彼女に、友人の佐藤麻耶から綾小路とのクリスマスデートについて相談が持ちかけられる。さらに同時に綾小路からも、佐藤について知っていることを教えて欲しい、と軽井沢に連絡が!? 綾小路の行動は純粋な異性への興味のためのものなのか、それとも佐藤を利用するためのものなのか。「あーもう! 何なのよあいつはあ!」クリスマス目前、軽井沢のモヤモヤは止まらない。一方、綾小路は新学期に向けて複数の人物と接触。一之瀬帆波のウィークポイント、新生徒会長・南雲雅の抱える闇、新たな情報は今後の波乱を予期させるもので――!?
(MF文庫Jより)
感想・レビュー
相変わらず面白いですね。今回は短編集第二弾になります。
前回の龍園戦のドキドキとは違って、甘々のクリスマス。
なんか気づけば軽井沢恵が例の事件によってヒロインしすぎて、堀北や佐倉などが一気にヒロイン外になったような。笑
まぁそれはそれで面白いんですけど、これから物語の構造がかなり変わっていきそうです。
何よりも前回で綾小路が牙を見せたが、あそこは今後の物語においてかなり大きなターニングポイントになった回と言ってもいいでしょう。
佐藤ちゃんも個人的には、普通の女の子って感じで可愛いかったが。
ただ綾小路も軽井沢に対してかなり心を開いている終わり方だったのが仕方ないのかしら。
そして2年の南雲の絡みや、毎度おなじみ閉じ籠りキャラの伊吹もへっぽこキャラみたいで可愛いらしさがありますね。衣笠さんうまいです。
可愛いしか出てこない前巻との温度差がまた面白い。
しっかりと前巻の補完もし、今後の伏線も張っていくのが伝わってきてワクワクします。
さぁ一年生編はどこまで行くのか。
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