あらすじ
「初めまして、白髪のお兄さん」
(GA文庫より)
ベルに声をかけてきたのは、
自ら《サポーター》を名乗る少女・リリだった。
半ば強引にペアを組むことになった少女を不審に思いながらも、
順調にダンジョンを攻略していく二人。束の間の仲間。
一方で、リリが所属する【ソーマ・ファミリア】には
悪い噂が絶えない。その先には、
人の心までも奪うとされる《神酒》の存在が──?
「神様、僕は……」
「大丈夫、ベル君の異性を見る目は確かなのさ。
神のように、きっとね」
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
感想・レビュー
一巻の可能性を感じてから長らく積読していた2巻を重い腰をあげるつもりで、読み始めました。
ダンまちとの付き合いは割と長くアプリやアニメ、オラトリアのお陰で、サブキャラもしっかり頭に入っていたので特に困らなく済んだが、何も知らない状態だったら少しキャラクターが多いと感じるのかな。
そしてリリ回である。
ベルの馬鹿正直さが嘘くささ、作りモノ感が出てもおかしくはないのだが、そこを一人称でしっかりと何も全て馬鹿正直じゃない所、少し疑問を抱きその中で選ぶ道を描けていたのが好印象。
背景がしっかりしているので、次巻のミノ戦も楽しみたい。