あらすじ
静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。彼女の答えは──今はただ待ってほしい、だった。
(メディアワークス文庫より)
ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。謎めいたいわくに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。
脆いようで強固な人の想いに触れ、何かが変わる気がした。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。邂逅は必然──彼女は母を待っていたのか? すべての答えの出る時が迫っていた。
感想・レビュー
なんだかんだで久しぶりのビブリアですね。
前巻軽く読み直し、そうそう告白したんだったって感じから。
とにかく栞子さんが可愛いですね。笑
普段より積極的な感じも良かったです。
そして3冊のトリックはエスパー母親の掌の上で、最後まで不気味でした。笑
流石に5巻毎回色んな本と事件を絡ませるの大変だと思うが、少しトリックに飽きを感じたかしら。
だが終わり方も一巻の因縁を引っ張ってくる感じ続きが気になる。
個人的に問題児三男がなんか不器用な感じで好きになれました。
そして栞子さんと大輔の距離もいよいよ縮まり?
物語も終盤を迎えているとの事で次も楽しみですね。