あらすじ
「我が師に問う。──魔術における究極の美とは何か、と」
双貌塔イゼルマに住まう、双子の姫。
至高の美を持つとされる黄金姫・白銀姫のお披露目に、エルメロイII世の義妹であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテも参加することとなった。時計塔の社交会となれば派閥抗争もありえると、ボディガードとしてグレイを連れて行ったライネスだが、そこで起こった事件は彼女の想像をも超えていた。三大貴族。冠位(グランド)の魔術師。ロード・エルメロイII世は、『時計塔』に巣くう闇をいかにひもとくか。魔術と美、幻想と陰謀とが交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、第二幕開演。
(TYPE−MOON BOOKSより)
感想・レビュー
まず蒼崎橙子が出ることを口絵で知って驚いた読者はきっと私だけではないでしょう。
このイゼルマ編も面白いんだけど、何よりよくこんな魔術事件考えられるなあと毎回思わされますね。
確か前半はライネス視点とかではじまります。
グレイもまだこのときはどこかういういしさもありました。