あらすじ
青春は残酷だ!?ひねくれ男の妄言ラブコメ--青春は嘘で欺瞞だ。リア充爆発しろ!
(ガガガ文庫より)
ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学園一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」だったーー。
さえない僕がひょんなことから美少女と出会ったはずなのに、どうしてもラブコメにならない残念どころか間違いだらけの青春模様が繰り広げられる。
俺の青春、どうしてこうなった?『僕は友達が少ない』の平坂読氏も(twitterのつぶやきを)注目する期待の新鋭、『あやかしがたり』で第3回小学館ライトノベル大賞、ガガガ部門大賞受賞の渡航(わたり・わたる)が残念系ラブコメに参戦!?
感想・レビュー
このライトノベルがすごい!ノミネート歴:《2013》第六位、《2014》第一位、《2015》第一位、《2016》第一位=史上初このラノ殿堂入り達成作品
正直なところ、読んだのがかなり前なので覚えていないところも多いですね。
この時期はまだ私が十代で読書メーターでも感想を書いていませんでた。
ですが開幕の奉仕部の雰囲気など、八幡と雪ノ下が出会うシーンは未だに覚えています。
私は基本的にシリーズものを追うときはハードルをかなり上げるたちなのですが、この小説は電子で最後まで追いかけましたね。
独特の文体と空気感は、この時からありましたが全体的に大人しかった印象です。
著者は以前、歴史系の作品でデビュー作を飾っていたので、その違いもラノベ作家二作目らしいなと思いました。
ですが結果的にこの作品は青春ラブコメ路線の軸を作るほどの、大ヒット伝説を作りあげることになります。