
あらすじ
「この海の近くには、霧があるのよ」
(GA文庫より)
古都ガルムをあとにしたメノウたちは、港町リベールへと辿りつく。
入り込んだが最後、戻ってきた者はいないと言われるリベールの霧。それは、かつて南方諸島連合を食らいつくした、四大人災『霧魔殿』だった。死んでも蘇るアカリを殺しきる手段を求めるメノウは、処刑人としての任務を完遂するため、その魔の霧を利用することを思いつく。
そんななか、メノウたちに接近するリベール伯の娘・マノン。“いなかった”はずの彼女の行動が、メノウたちの運命をアカリですら意図しない方向へと捻じ曲げはじめる――。
彼女が彼女を殺すための物語、急変の第2巻!
感想・レビュー
グロい。とにかくグロいです。笑
華々しくデビューした二作目になるのですが、正直なところ前巻よりかは流石に驚きは少なかったですね。戦闘での衝撃は凄まじかったけど。
島が丸ごと吹っ飛んだ。 そして作者の巧みな筆致のせいか、万魔殿がとにかくグロい。
個人的にはアカリが動くと急激に話が面白くなる感じがするので、次巻が本当に見せたい所なのかな?という雰囲気を感じた。
けど次巻がクライマックスみたいな話の流れだけど、引っ張っていく感じなのか?
まぁ何にせよ、塩の剣、楽しみにしてます。