
あらすじ
幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。
(電撃文庫より)
……でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる! 普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺にだけ笑顔で会話してくれるんだぜ! これもう完全に脈アリでしょ!
ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!? 俺の初恋だったのに……。失意に沈む俺に黒羽が囁く――そんなに辛いなら、復讐しよう? 最高の復讐をしてあげようよ――と。
感想・レビュー
このライトノベルがすごい!《2020》第五位ノミネート
著作さんの「ギフテッド」?かなんかがずっと前から非常に気になっていましたが読めずにときが経ってしまい、ある日のこと。
電撃文庫HPの新刊情報をさらっと流し見していたら「なんかやばいタイトルあるな」となってとりあえず買ったと思います。
内容はタイトル通りに幼馴染ものです。ですがタイトルから察する通り、尖っているというか、捻くれ臭というか、なんか結構面白かったです。
王道の部分と捻りの塩梅が終盤で結構いきてくるので、勢いも十分にあったし、最後まで結末が読めなかったと思います。
口絵も可愛いくて良かっですね。
久しぶりに、俺妹以来の電撃文庫からラブコメで人気作になりそうな予感もするし、続編次第で沈みそうな気もします。
ラブコメ系のアニメや漫画なんかを多く読んでいる人でも、この一巻自体は読んでみるだけの価値は十分にあるではないかと。