あらすじ
かつて、冬木と呼ばれる街では七人の魔術師と英霊たちによる聖杯戦争が執り行われていた。だが、第二次世界大戦の混乱に乗じて、とある魔術師が聖杯を強奪。 数十年が経ち、その聖杯を象徴(シンボル)に掲げたユグドミレニア一族は魔術協会からの離反、組織の独立を宣言。怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。 サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。聖杯戦争のシステムが変更され、七騎対七騎という空前絶後の規模の戦争――聖杯大戦が勃発。 一方、聖杯大戦の審判として十五人目のサーヴァント――ジャンヌ・ダルクが召喚される。彼女は自分が召喚されたことへの疑念を抱きながらも、舞台となる街トゥリファスへと赴くが……。
(TYPE−MOON BOOKSより)
感想・レビュー
Apocrypha初刊です。
Fate史上初の14騎の聖杯大戦開幕。
元はオンラインゲーム企画から始まった作品で、未来のFGO予定だったとか。
当時はまだエクストラのカルナとヴラド3世くらいしか分からず、あとは新規サーヴァントだらけで、雑誌の特典小説だけ読んで楽しみにしていたから、嬉しかった。
モードレッドはこんな感じなんだって思った。ヴラド三世もランサーではなく、バーサーカーになっていて史実の槍は格好いいと思った思い出は残っている。
重厚な物語なので、読み応えはあると思います。
あとFateにしてはかなり王道かしら。
ただまぁこれだけサーヴァントが多いので変に捻りすぎると分かりにくくなるか。