あらすじ
名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作、新訳で登場。(解説 笠井潔)
(ハヤカワ文庫より)
感想・レビュー
私にとってこの「アクロイド殺し」が初のクリスティ作品になります。
本作は名探偵ポアロシリーズ。
終盤でやられた!という感じで序盤を読み直しました。
なるほど確かにミステリーとしての着眼点が素晴らしい。そして面白かった。
手記と一人称程ややこしい事もないし、確かにフェアかアンフェアかと賛否両論の理由も分かる。
でもやられたと感じたのは手記の部分に色々な情報が提示されていたのと(いやらしくね)、シャーロックホームズ的な潜入感が自分の中であったのも事実。
シリーズ33作読むのは厳しそうだけど有名所幾つか読んでいきたい。