あらすじ
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
(メディアワークス文庫より)
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。
彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない──。
これは“古書と絆”の物語。
感想・レビュー
なんか今思ったのは、サブタイトルが少し恥ずかしい。笑
物語自体は安定した面白さで坂口夫妻の話と宮沢賢治の話で楽しめました。
題材的に難しい話になりそうなんだけど、文体は軽いというか平凡で、それがこの作品とマッチしているから万人に売れるんだろうなとも思います。
あと栞子さんが可愛いからだろう。笑
栞子さんのいい歳こいて……ってな感じが、男子諸君にはハマる。笑
早く次を読もう。