あらすじ
第4回 電撃ゲーム小説大賞<大賞> 受賞作品。
上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇怪な事件と、五つの奇妙な物語。君には夢があるかい?残念ながら、ぼくにはそんなものはない。でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、また自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きさで知らずに他人に勇気を与えたりしている。 これはバラバラな話だ。かなり不気味で、少し悲しい話だ。――え? ぼくかい? ぼくの名は”ブギーポップ”――。 第4回ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇怪な事件と、五つの奇妙な物語。巻末には上遠野浩平が電子書籍化にあたって書き下ろした『後書き』を収録!!
(電撃文庫より)
感想・レビュー
第4回電撃ゲーム大賞’大賞’受賞作
まず素直に面白かった記憶が残っています。
本当に凄かったですね。
読了直前あたりで「は?」っとなって、すぐに最初から読み直しました。
電撃大賞作品はそれなりに読んできましたが、未だに「ブギーポップ笑わない」の衝撃を超えた作品には正直なところ出会っていないですね。
「俺が好きなのお前だけかよ」みたいに笑いこけた作品はあったりしますが…
ブギー、ポップという名前のセンスもまたかっこいい。
ミステリ的な一面があり、学園もののノスタルジック的雰囲気が好きな方は特に刺さります。
また時が経った頃に、再読してちゃんと感想を書きたいと思います。
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