武蔵野【感想】(青空文庫・国木田 独歩)

感想・レビュー

国木田独歩は初読みになります。

その中でもよく聞くのは「武蔵野」。

短編というか掌編小説のような短さではあるが、己の武蔵野に対する思いが綴られています。

そんな今は無き武蔵野の姿をひたすら描写されます。

濃い緑に包まれた自然や音、街の呼吸などが楽しめて詩的さが大半を占めるような感じ。

昔の武蔵野にはこんなにも美しき自然があったのだ。

本当に最初から最後まで武蔵野を賞賛しつくして終わりました。