あらすじ
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように「日常」を生活していた。 だが彼はある日突然、【非日常】に襲われる。 人の存在を灯りに変え、その灯りを吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。 しかし、同時に彼の前に一人の少女が現れた。 彼女によって助けられた少女は、謎の言葉を悠二に告げる。 「おまえはもう【存在】していないのよ」と。
(電撃文庫より)
感想・レビュー
このライトノベルがすごい!《2008》第十位ノミネート
記憶違いだったら申し訳ないのですが、著者の高橋弥七郎さんは電撃大賞の拾い上げだったと三木一馬さんが言っていたような。
まぁそれはさておき、ずっと長年読んでみたかったシャナをやっと読了。
まさにゼロ年代のラノベでした。
設定、キャラ作りに関しても、今の時代ではベタと言えるが、この時代なら走りなのかもしれない。
だから今の時代に読むと少し退屈にも感じるかもしれません。
割と設定説明を頁に割いていたりするので、少しテンポも悪くも感じたのも正直なところ。
あと気になった点が一つ。たまに三人称と一人称が混ざるとこがあり、()で表現するとこと、全くしていない所があったので?となった。
まぁ別に小説やラノベには、作法はあってもルールなんてあってないようなものなので、別にいいんですけどね。
ただ全体的に文章も拙さも目立つように感じました。
シャナと悠二の絡みは、面白く楽しめましたが、続編はきついかなぁ。