社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる【感想レビュー】

あらすじ

世界情勢は宗教によって大きく動いています。ところが、こうした宗教について疎い人が多い日本では、世界を動かす「原動力」がなかなか理解されていません。この本で世界の宗教を“ざっと”知れば、世界情勢が前よりずっと理解しやすくなり、国際ニュースも興味深く見ることができるはずです。

(KADOKAWAより)

感想・レビュー

前回、池上彰さんの〈社会人として必要な経済と政治のことが5時間でざっと学べる〉を読んですごくわかりやすく、勉強になったので、今回は同シリーズの宗教バージョンを読んでみました。

まず2019年頃(本書発行年)のニュースで見たような世界情勢の疑問から入ります。

その次の章で【イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教、神道】という流れで各宗教の紹介がありました。

その宗教ができた成り立ちから、どのような思想を持つ宗教なのかを教えてくれます。

あとはその宗教が持つ特徴や抱えている問題、さらにどの場所で信仰者が多いのか、などもイラスト図解付きで解説してくれました。

私は個人的に母親がカトリックなのと、私自身がプロテスタントの高校出身なのもあってか、ここ最近は隙間時間に聖書を読み始めてもいたので、キリスト教のことが再度復習できて良かったです。

ちなみに私はどの信者でもありません、(日本人丸出し、笑)今の所は。

他の宗教に関しても、知らないことも多く、へぇ、そうなんやぁ、という感じで小難しいことは一切感じず知れました。

とにかくこのシリーズは、簡単に広い範囲を学べることができ、次にどの範囲を勉強するのかに繋げやすい本です。

宗教って小難しそう、という全く知らない方から、今一度おさらいがしたい、という方にも復習出来るオススメの一冊ですね。

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