《2006年》このライトノベルがすごい!ノミネートランキング結果発表!nisioisinのあのシリーズが第一位に……

このライトノベルがすごい!《2006年》

第十位「半分の月がのぼる空」橋本紡

あらすじ

いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の橋本紡が贈る期待の新シリーズ第一弾、ついに登場。

(電撃文庫より)

第九位「All You Need Is Kill」桜坂洋

あらすじ

「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死。―死すら日常になる毎日。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する…。切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか!?ハリウッド映画化を果たした世界的名作!小畑健イラストで贈る新装版!!

(集英社より)

第八位「されど罪人は竜と踊る」浅井ラボ

あらすじ

咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、
プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。咒式を使う攻性咒式士である二人、
不運を機転で乗り切ろうとするガユスと、美貌だが残酷な剣士であるギギナ。<異貌のものども>や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する<竜>との戦いや大国の陰謀に巻きこまれる。
ライトノベルの概念を変えた“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”の名を欲しいままにする
「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第1巻が、大幅加筆され完全真説版となって、ここに新生!!

(ガガガ文庫より)

第七位「わたしたちの田村くん」竹宮ゆゆこ

あらすじ

「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松沢小巻だった。受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディー。「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化。

(電撃文庫より)

第六位「涼宮ハルヒシリーズ」谷川流

あらすじ

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。

(角川スニーカー文庫より)

感想・レビュー

第五位「AHEADシリーズ 終わりのクロニクル」川上稔

あらすじ

10の概念世界との全竜交渉が始まる!!

かつて世界は、平行して存在する10個の異世界と戦闘を繰り広げていた。概念戦争と呼ばれるその戦争に勝利してから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知られることなく時が過ぎた現在……。
高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向へ進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、彼らが持つ10個の概念を解放しなければならないことを伝えられる。
かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の戦後処理として、最後の闘いに巻き込まれていくが……。

(電撃文庫より)

第四位「空の鐘の響く惑星で」渡瀬草一郎

あらすじ

毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話―。“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮く―”事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だった―。一人の少年と少女の出会いが歴史を創る…!『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先は―。

(電撃文庫より)

第三位「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹

あらすじ

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは序々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日―。直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。

(KADOKAWAより)

第二位「キノの旅」時雨沢恵一

あらすじ

世界は美しくなんかない。

「キノはどうして旅を続けているの?」 「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なものの様に感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。ボクは、それらをもっともっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」 ―――短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。今までにない新感覚ノベルが登場!

(電撃文庫より)

感想・レビュー

第一位「戯言シリーズ」西尾維新

あらすじ

絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃんは、「天才」の凶行を“証明終了”できるのか?新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。

(講談社より)

このラノ!《2006年》ノミネートランキング

  1. 第一位「戯言シリーズ」西尾維新
  2. 第二位「キノの旅」時雨沢恵一
  3. 第三位「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹
  4. 第四位「空の鐘の響く惑星で」渡瀬草一郎
  5. 第五位「AHEADシリーズ 終わりのクロニクル」川上稔
  6. 第六位「涼宮ハルヒシリーズ」谷川流
  7. 第七位「わたしたちの田村くん」竹宮ゆゆこ
  8. 第八位「されど罪人は竜と踊る」浅井ラボ
  9. 第九位「All You Need Is Kill」桜坂洋
  10. 第十位「半分の月がのぼる空」橋本紡

まとめ

さて、第二回目になりますこのライトノベルがすごい!2006の第一位は、前回もノミネートされました西尾維新さんの「戯言シリーズ」になります。

戯言シリーズは、講談社のメフィスト賞受賞作品でもあります。おめでとうございます。

今回は新たに桜庭一樹さんや川上稔さん、竹宮ゆゆこさん、浅井ラボさん、桜坂洋さんなどの作品がノミネートされました。

私は時雨沢恵一さんの「キノの旅」と谷川流さんの「涼宮ハルヒ」などを読みましたね。

では次回のこのライトノベルがすごい!2007でお会いしましょう。さようなら。

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