ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 2【あらすじネタバレ感想】 明かされるホワイトルームの刺客、嵐の前の静けさ。

あらすじ

「オレはおまえが退学になることは絶対に許さない」

新1年生の仕掛けを回避した綾小路。だが「取れるはずのない満点を綾小路が取った。俺は……手品を見てるみたいだ」数学試験の満点獲得が波紋を広げる。そんな中、試験の結果を受け堀北鈴音が生徒会入りを要望する。来るもの拒まずの南雲はそれを受け入れるものの色々な思惑が絡むようで……。

軽井沢との仲が少しずつ深まるなど、状況が変化を迎える中、全学年で競いあう無人島サバイバル試験の夏休み開催が発表された。戦いはグループ戦で上位3グループに莫大な報酬が与えられる一方、下位グループは退学ペナルティを受ける。前哨戦として上陸前にグループ作りが許可された結果、全クラスを巻き込んだ人材獲得合戦が始まる!

(MF文庫Jより)

感想・レビュー

※ネタバレ注意!

やはり今回も面白かった。

お久しぶりのよう実シリーズです。

ついに最後の一頁でホワイトルームの生徒が明かされました。

まさに特別試験前の嵐の前の静けさというところか。試験の内容は複雑だが、多くのキャラクターを絡ませるにはこれが最適解なのかもしれないです。

前回で綾小路は一部の者に実力を見せ、数学でも全体に実力を見せた二年生編は、やはり一年時とは見せ方違ってきてワクワクします。

次回の全学年無人島サバイバルでどうなるのか。

軽井沢、龍園、葛城、高円寺含め、各キャラクターの会話が良すぎて、それだけでも楽しいのだか、挿絵もやはりハイクオリティで素晴らしい。

堀北ちゃんがヒロインしてないのがまたいいなぁと個人的に楽しんではいる……。

さて、無人島試験は波乱の予感しかしない。楽しみです。

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