人のセックスを笑うな【あらすじネタバレ感想】山崎ナオコーラのデビュー作！

人のセックスを笑うな

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山崎ナオコーラ 河出書房新社 2004年11月

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あらすじ

十九歳のオレと三十九歳のユリ。ふたりの危うい恋の行方は？　年上女性との恋愛を斬新な文体で描いたせつなさ一〇〇パーセントの恋愛小説。全選考委員が才能を絶賛した文藝賞受賞作。映画原作。

（河出書房新社より）

感想・レビュー

第41回文藝賞受賞作

山崎ナオコーラさんの作品は初めてです。

そしてデビュー作になります。

何処かぎこちない書き出しの文章を読んで、不思議といいなと感じました。

自然体な文体が読んでいて心地よかったです。

こういった感性が出せる人の為に、一人称の小説があるのではないか、と思わせるほどの筆力。

内容は年の差恋愛小説なんですけど、常に吹き出してしまいそう地雷が仕掛けられており、その雰囲気がクセになります。

そして二つの中短編からなる共通部分である『破局』の理由が、絶妙に重なっており、その辺りも面白く読めました。

紹介した本

人のセックスを笑うな

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山崎ナオコーラ 河出書房新社 2004年11月

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