書店員が決める本屋大賞【全年度版歴代受賞ランキング】

こんにちは。こんばんは。

本屋大賞」の名を本屋さんでよく見かける時代になって随分と日が経ちますね。

現代の出版業界でも、本屋大賞ほどベストセラーを生み出す影響力を持った賞はないのではないでしょうか。

それに本屋大賞は出版社が売り出す新人賞や文学賞でもありません。

そんな特異な本屋大賞は、今や毎年注目されていますが、今日はその歴代受賞作品のノミネートランキングをご紹介します。

記事には、私が読んだ本屋大賞受賞作品の感想などもありますので、気になった方はお読み下さい。(ネタバレにご注意下さい)

それでは歴代本屋大賞受賞作品ノミネートランキングです!

本屋大賞2025(第22回)

順位受賞作品著者
大賞
カフネ
阿部暁子

アルプス席の母
早見和真

小説
野崎まど

禁忌の子
山口未桜

人魚が逃げた
青山美智子

spring
恩田陸

恋とか愛とかやさしさなら
一穂ミチ

生殖記
朝井リョウ

死んだ山田と教室
金子玲介
10
成瀬は信じた道をいく
宮島未奈

本屋大賞2024(第21回)

順位受賞作品著者
大賞
成瀬は天下を取りにいく
宮島未奈

水車小屋のネネ
津村記久子

存在のすべてを
塩田武士

スピノザの診察室
夏川草介

レーエンデ国物語
多崎礼

黄色い家
川上未映子

リカバリー・カバヒコ
青山美智子

星を編む
凪良ゆう

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件
知念実希人
10
君が手にするはずだった黄金について
小川哲

感想・レビュー(本屋大賞2024)

本屋大賞2023(第20回)

順位受賞作品著者
大賞
汝、星のごとく
凪良ゆう

ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒

光のとこにいてね
一穂ミチ

爆弾
呉勝浩

月の立つ林で
青山美智子

君のクイズ
小川哲

方舟
夕木春央

宙ごはん
町田そのこ

川のほとりに立つ者は
寺地はるな
10
#真相をお話しします
結城真一郎

感想・レビュー(本屋大賞2023)

本屋大賞2022(第19回)

順位受賞作品著者
大賞
同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬

赤と青とエスキース
青山美智子

スモールワールズ
一穂ミチ

正欲
朝井リョウ

六人の嘘つきな大学生
浅倉秋成

夜が明ける
西加奈子

残月記
小田雅久仁

硝子の塔の殺人
知念実希人

黒牢城
米澤穂信
10
星を掬う
町田そのこ

感想・レビュー(本屋大賞2022)

本屋大賞2021(第18回)

順位受賞作品著者
大賞
52ヘルツのクジラたち
町田そのこ

お探し物は図書室まで
青山美智子

犬がいた季節
伊吹有喜

逆ソクラテス
伊坂幸太郎

自転しながら公転する
山本文緒

八月の銀の雪
伊与原新

滅びの前のシャングリラ
凪良ゆう

オルタネート
加藤シゲアキ

推し、燃ゆ
宇佐見りん
10
この本を盗む者は
深緑野分

感想・レビュー(本屋大賞2021)

本屋大賞2020(第17回)

順位受賞作品著者
大賞
流浪の月
凪良ゆう

ライオンのおやつ
小川糸

線は、僕を描く
砥上裕將

ノースライト
横山秀夫

熱源
川越宗一

medium 霊媒探偵城塚翡翠
相沢沙呼

夏物語
川上未映子

ムゲンのi
知念実希人

店長がバカすぎて
早見和真
10
むかしむかしあるところに、死体がありました。
青柳碧人

感想・レビュー(本屋大賞2020)

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本屋大賞2019(第16回)

順位受賞作品著者
大賞
そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ

ひと
小野寺史宜

ベルリンは晴れているか
深緑野分

熱帯
森見登美彦

ある男
平野啓一郎

さざなみのよる
木皿泉

愛なき世界
三浦しをん

ひとつむぎの手
知念実希人

火のないところに煙は
芦沢央
10
フーガはユーガ
伊坂幸太郎

感想・レビュー(本屋大賞2019)

本屋大賞2018(第15回)

順位受賞作品著者
大賞
かがみの孤城
辻村深月

盤上の向日葵
柚月裕子

屍人荘の殺人
今村昌弘

たゆたえども沈まず
原田マハ

AX アックス
伊坂幸太郎

騙し絵の牙
塩田武士

星の子
今村夏子

崩れる脳を抱きしめて
知念実希人

百貨の魔法
村山早紀
10
キラキラ共和国
小川糸

感想・レビュー(本屋大賞2018)

本屋大賞2017(第14回)

順位受賞作品著者
大賞
蜜蜂と遠雷
恩田陸

みかづき
森絵都

罪の声
塩田武士

ツバキ文具店
小川糸

桜風堂ものがたり
村山早紀

暗幕のゲルニカ
原田マハ

i
西加奈子

夜行
森見登美彦

コンビニ人間
村田沙耶香
10
コーヒーが冷めないうちに
川口俊和

感想・レビュー(本屋大賞2017)

本屋大賞2016(第13回)

順位受賞作品著者
大賞
羊と鋼の森
宮下奈都

君の膵臓をたべたい
住野よる

世界の果てのこどもたち
中脇初枝

永い言い訳
西川美和

朝が来る
辻村深月

王とサーカス
米澤穂信

戦場のコックたち
深緑野分

東山彰良

教団X
中村文則
10
火花
又吉直樹

感想・レビュー(本屋大賞2016)

本屋大賞2015(第12回)

順位受賞作品著者
大賞
鹿の王
上橋菜穂子

サラバ!
西加奈子

ハケンアニメ!
辻村深月

本屋さんのダイアナ
柚木麻子

土漠の花
月村了衛

怒り
吉田修一

満願
米澤穂信

キャプテンサンダーボルト
阿部和重
伊坂幸太郎

アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎
10
億男
川村元気

本屋大賞2014(第11回)

順位受賞作品著者
大賞
村上海賊の娘
和田竜

昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉

島はぼくらと
辻村深月

さようなら、オレンジ
岩城けい

とっぴんぱらりの風太郎
万城目学

教場
長岡弘樹

ランチのアッコちゃん
柚木麻子

想像ラジオ
いとうせいこう

聖なる怠け者の冒険
森見登美彦
10
去年の冬、きみと別れ
中村文則

感想・レビュー(本屋大賞2014)

本屋大賞2013(第10回)

順位受賞作品著者
大賞
海賊とよばれた男
百田尚樹

64
横山秀夫

楽園のカンヴァス
原田マハ

きみはいい子
中脇初枝

ふくわらい
西加奈子

晴天の迷いクジラ
窪美澄

ソロモンの偽証
宮部みゆき

世界から猫が消えたなら
川村元気

百年法
山田宗樹
10
屍者の帝国
伊藤 計劃
円城 塔
11
光圀伝
冲方丁

感想・レビュー(本屋大賞2013)

本屋大賞2012(第9回)

順位受賞作品著者
大賞
舟を編む
三浦しをん

ジェノサイド
高野和明

ピエタ
大島真寿美

くちびるに歌を
中田永一

人質の朗読会
小川洋子

ユリゴコロ
沼田まほかる

誰かが足りない
宮下奈都

ビブリア古書堂の事件手帖
 -栞子さんと奇妙な客人たち-
三上延

偉大なる、しゅららぼん
万城目学
10
プリズム
百田尚樹

感想・レビュー(本屋大賞2012)

本屋大賞2011(第8回)

順位受賞作品著者
大賞
謎解きはディナーのあとで
東川篤哉

ふがいない僕は空を見た
窪美澄

ペンギン・ハイウェイ
森見登美彦

錨を上げよ
百田尚樹

シューマンの指
奥泉光

叫びと祈り
梓崎優

悪の教典
貴志祐介

神様のカルテ2
夏川草介

キケン
有川浩
10
ストーリー・セラー
有川浩

感想・レビュー(本屋大賞2011)

本屋大賞2010(第7回)

順位受賞作品著者
大賞
天地明察
冲方丁

神様のカルテ
夏川草介

横道世之介
吉田修一

神去なあなあ日常
三浦しをん

猫を抱いて象と泳ぐ
小川洋子

ヘヴン
川上未映子

船に乗れ!
藤谷治

植物図鑑
有川浩

新参者
東野圭吾
10
1Q84
村上春樹

感想・レビュー(本屋大賞2010)

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本屋大賞2009(第6回)

順位受賞作品著者
大賞
告白
湊かなえ

のぼうの城
和田竜

ジョーカー・ゲーム
柳広司

テンペスト(上下)
池上永一

ボックス!
百田尚樹

新世界より(上下)
貴志祐介

出星前夜
飯嶋和一

悼む人
天童荒太

流星の絆
東野圭吾
10
モダンタイムス
伊坂幸太郎

感想・レビュー(本屋大賞2009)

本屋大賞2008(第5回)

順位受賞作品著者
大賞
ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎

サクリファイス
近藤史恵

有頂天家族
森見登美彦

悪人
吉田修一

映画篇
金城一紀

八日目の蝉
角田光代

赤朽葉家の伝説
桜庭一樹

鹿男あをによし
万城目学

私の男
桜庭一樹
10
カシオペアの丘で
重松清

本屋大賞2007(第4回)

順位受賞作品著者
大賞
一瞬の風になれ
佐藤多佳子

夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦

風が強く吹いている
三浦しをん

終末のフール
伊坂幸太郎

図書館戦争
有川浩

鴨川ホルモー
万城目学

ミーナの行進
小川洋子

陰日向に咲く
劇団ひとり

失われた町
三崎亜記
10
名もなき毒
宮部みゆき

感想・レビュー(本屋大賞2007)

本屋大賞2006(第3回)

順位受賞作品著者
大賞
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー

サウスバウンド
奥田英朗

死神の精度
伊坂幸太郎

容疑者Xの献身
東野圭吾

その日のまえに
重松清

ナラタージュ
島本理生

告白
町田康

ベルカ、吠えないのか?
古川日出男

県庁の星
桂望実
10
さくら
西加奈子
11
魔王
伊坂幸太郎

感想・レビュー(本屋大賞2006)

本屋大賞2005(第2回)

順位受賞作品著者
大賞
夜のピクニック
恩田陸

明日の記憶
荻原浩

家守綺譚
梨木香歩

袋小路の男
絲山秋子

チルドレン
伊坂幸太郎

対岸の彼女
角田光代

犯人に告ぐ
雫井脩介

黄金旅風
飯嶋和一

私が語りはじめた彼は
三浦しをん
10
そのときは彼によろしく
市川拓司

感想・レビュー(本屋大賞2005)

本屋大賞2004(第1回)

順位受賞作品著者
大賞
博士の愛した数式
小川洋子

クライマーズ・ハイ
横山秀夫

アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎

永遠の出口
森絵都 

重力ピエロ
伊坂幸太郎

4TEEN
石田衣良

デッドエンドの思い出
吉本ばなな

終戦のローレライ
福井晴敏

陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
10
ららら科學の子
矢作俊彦

感想・レビュー(本屋大賞2004)

まとめ

いかがでしたか。

私も本屋大賞の受賞作品は多少読んでいますが、歴代の受賞作品を見ていると、これ前から読みたかったやつだ、これ本屋大賞だったんだと再発見する楽しみを味わいました。

今も尚、出版業界、特に小説業界は斜陽産業とも言われますが、このような情熱ある小説賞がある限り、小説の未来もそこまで暗いものではないのかもしれません。

そもそも原始より、人は物語から切り離せない生物なのですから。

やはりいつの時代も活字の世界に魅了される人は、どこかにいるのでしょう。

では、また。

最後までお読みいただきありがとう御座いました。

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