あらすじ
「不思議の国のアリス」とともに、世界中で読み継がれる傑作ファンタジー。
金子國義のカラー挿画満載でお届けするオリジナル版。煖炉の上の鏡をくぐりぬけ、アリスはまたまた奇妙な冒険に飛びこんだ。おしゃべりをする花たち、編物をするヒツジ、ハンプティ・ダンプティ、ユニコーン、赤の女王etc.
(新潮社より)
鏡の国をさまよっていると、つぎつぎに不思議な住人たちがあらわれて、気がつくとアリス自身も女王さまに――。チェスのゲームを物語に織りこんだ夢とユーモアあふれるファンタジーを金子國義のオリジナル挿画で贈る。
感想・レビュー
アリスシリーズ二作目。
個人的には「不思議の国のアリス」よりこっちの方が読みやすかったです。
チェスを基盤にお話を作ってるらしいのですが、チェスのルールを知らなくても全然読めました。
アリスの可愛いらしさが伝わってきて、微笑ましい気持ちで読んでました。
詩的さも相変わらず良かったです。
ただ全体的にそこまで入り込めなかったのも正直なところ。
児童文学はその辺の相性もあるので仕方ないか。
それでも気分転換にこういう作品に手を出してみるのは悪くないか。