あらすじ
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、弟子を名乗る小学三年生の少女・雛鶴あい(きゅうさい)だった!?
(GA文庫より)
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――。
ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!
感想・レビュー
このライトノベルがすごい!ノミネート歴:《2017・文庫部門》第一位、《2018・文庫部門》第一位、《2019・文庫部門》第二位、《2020・文庫部門》第二位
将棋とロリが合体した小説。このラノも二冠を達成し、何度もノミネートされている人気作です。
思いの外、がちんこ将棋でしたね。
師匠と弟子の関係性も対局シーンも本格的熱いし、面白かったんです。
ですが個人的には何かが物足りない気もしたような。
白鳥士郎さんの前作「のうりん」はアニメだけ見た記憶がありますが、そちらは農場が題材のラノベアニメでした。
そちらも同じで面白いんだけど、何かが自分には足りないとなってしまう(まあアニメなんで別物と捉えますが)。
ですがこういう誰もが踏み込まない領域に踏み込んでいくところは、素直に尊敬ですし、またなんか見たことない別の新作が出れば読みたいかなと思います。
イラストもしらぴさんなので高クオリティです。
また単発で新刊出して欲しいですね。
こういう作家さんは業界でも大事な人なんじゃないかしら。